
第22回 魔界~魔界が来たりて友が哭く~
陰陽師・道満を兄上と呼ぶ「市」と名乗る謎の美女が魔界に這入る。目覚めた夕顔を抱える霧隠才蔵。そこにあらわれる前田慶次。
「甲斐姫!俺だ!前田慶次だ!」才蔵のことを甲斐姫と呼ぶ慶次に対し、才蔵は人違いであると共に甲斐姫の娘であることを告げる。
一方、藤原純友は「武吉の娘か。こりゃいいものが手に入った」「九鬼よ。次回。武吉共々やってこい」と九鬼に告げる。
前回攫われた村上武吉の娘・村上景。その場に居合わせなかった父・武吉。その場に居合わせていたが、攫われたことに負い目を感じる九鬼嘉隆。
猛威を振るう純友、俵藤太、滝夜叉の平安の者たちの前に立ちふさがる終生のライバル九鬼と武吉。
藤太、純友、武吉、九鬼の前に現れたのは黒魔術軍からの援軍だという、朝比奈義秀。
朝比奈義秀は二メートルをゆうに超える程の大太刀を持って登場する。武吉、九鬼は奮戦するもまるで歯が立たない。安成の援軍により一気に息を吹き返すも、最後は朝比奈義秀の一撃にて二人が倒れる。
九鬼と武吉は純友と藤太の手に……。
公演日:2016年2月19日
【One Scene Pickup】





