第64回 魔界~色欲Lust~を振り返る

「第64回 魔界~色欲Lust~」を写真と共に振り返っていきます

『風の里 魔界水軍の陣』

鶴姫と純友が会話をしている

純友 「今のぬしでは滝夜叉には勝てまい。」

鶴姫 「勝つ負けるではないのです・・わたくしはどうするればよいかわからないのです。わたくしがここにいる意味も・・わたくしは・・。」

滝夜叉と安成の子のことが気になる鶴姫 しかし純友は、滝夜叉の子を実際には見ていない事に関し話を進める

純友 「滝夜叉の霊力は不安定じゃ。将門をおのれの力で召喚するため、大量の霊力を使っておる。それゆえ、冥界の側を撹乱させるため、子の話を持ち出したのやもしれぬ。」

鶴姫 「純友殿はその話を聞いておられるのですか?」

純友 「聞いておらぬ。推量じゃ。滝夜叉はその本音を人に漏らすことはないでの。」

鶴姫 「信じられませぬ。」

純友 「見たこともない子の存在を信じるぬしの方がわしには信じられぬがの。」

鶴姫 「そうかもしれませぬが・・・。」

純友 「子の話、一旦わしに預けよ。滝夜叉にわしが尋ねてやろう。真相を。」

鶴姫 「純友殿・・。」

純友 「持ち場にもどれ。すべてがはっきりするまで、安成を責めてはならぬ。あの者も戸惑うておるのじゃ。」

鶴姫、静かに頭を下げ、その場を去る。

その背後からあおいに憑依した滝夜叉が現れる。

あおい 「純友らしくもない。あのふたりに情が移ったのかえ?」

純友 「ふん。」

純友、苦笑いをする。

あおい 「ガラシャの娘の力侮れぬ。あの者とガラシャの冥界の力で月夜叉に実体が伴わぬ。このままではこの魔界で実体を伴わぬ浮遊する魂になってしまうわ。」

純友 「なにか手はあるのか。」

あおい 「父上じゃ。」

純友 「将門・・。」

あおい 「わが霊力、蜘蛛丸、重衡の霊力のすべてを使った。今宵父上が現れる。」

純友 「わしの出番というわけじゃな。ひとつ策を弄するか・・・。」

里見と道節は、親兵衞が玉梓に捕らわれた事を晴明達に報告をしている

晴明 「親兵衞にそのような力が。」

里見 「あの者は八犬士の中でも特別な存在でござる。あやつだけは玉梓の呪いとは無縁の者であり、わが里見の守り神ともいえる伏姫の魂を受け継ぐ者でござる。その力ははかりしれないものがありまする。」

安成 「親兵衞が玉梓に捕らわれているというのは確かなのですか。」

道節 「親兵衞が使ったのは空界の術。瞬間的に狙った者たちを別の場所に移動させる術でござる。」

鬼道丸 「フロイスが使ったやつだ!」

里見 「あの術は著しく霊力を消耗するはず、親兵衞は戦える霊力を残しておりますまい。ならば必然、とらわれたと見るのが正しいかろう。」

道節が晴明に、捕らえている清海と親兵衞を交換出来ないかと申し出る

晴明 「里見殿のお考えということか。」

里見 「里見八犬士の総意でござる。晴明殿。無理を承知のお願いでござる。」

晴明 「わかった。わたしから純友にとりはかろう。清海と親兵衞の交換で冥界と話しをつけられるがよい。」

大角 「大殿!!」

そこに小豆洗いを担いだ大角が現れる

里見 「ようやく戻ったか。」

大角 「面目ありませぬ。ようやく魔界に通じる道をみつけました。」

鬼道丸 「小豆洗い!」

大角 「この者。ここに来る途中で倒れていたゆえ拾って参りました。」

鬼道丸 「小豆洗い!なにがあったの!!」

晴明 「もしや・・隆房と童子・・。」

鬼道丸 「隆房と童子が・・新撰組につかまった・・。」

晴明 「なにか予測不能のできごとが起こったのであろう・・。」

安成 「こちらは清海ひとり・・向こうは親兵衞に隆房殿に童子・・釣り合いがとれませぬ。」

鬼道丸 「童子はなかまだから!あちきが仲間を救う。どんなに難しかったってもうこれ以上仲間は減らさない!」

安成 「晴明殿。わたしが鬼道丸と共に参りましょう。」

鬼道丸 「安成・・。」

安成 「隆房殿はわれらに欠かせざる戦力です。ならばわれらで取り返しましょう。親兵衞は、清海との取引きで取り返せばよい。」

晴明 「止はせぬ。見事、隆房を取り戻すがよい。」

黒魔術軍が出陣の準備をしている

ジュスタ 「たとえ全滅したとしても殿と山三郎を取り戻すのです。」

梵蛇眉 「奥方さま。もちろんでございます。」

ジュスタ 「みなのもの。わたくしたちは、不思議な縁でここにいます。縁とは、血よりも濃いものです。みな、魂をささげてくれますか。」

チャック・チュンニ 「当然ある!!」

意気込んだチャックだが倒れこみ、骨折している事が判明する

チャック 「すまないある…パワーをアップするのに体重を増やそうとしたら…骨が耐えれなくなったある…」

ジュスタ 「しかたがありませぬ。これも神のお告げでしょう。チャックはここに置いていきましょう。」

梵蛇眉 「チャック。おめーはここにいて、おれたちに万が一のことあれば晴明たちに知らせろ。それも重要な仕事だ。」

チャック 「すまないある…」

梵蛇眉 「出陣だぁあああああああ!!!!」

『死の谷』

縛られている親兵衞が、玉梓の攻撃を受け続けている

玉梓 「なぜじゃぁああああああ!!!!なぜ変わらぬ!!!!」

親兵衞 「ま・・負けないぞ・・。大殿・・・親兵衞は負け・・ぬ・・。」

玉梓 「小賢しやぁああああああああ!!!」

玉梓、狂ったように噛み付き親兵衞が絶叫を上げ続ける。

そこに大助、伊三、才蔵が現れる。

お市の方 「大助。なにようか。」

大助 「そこの小僧をこちらに渡せ。」

玉梓 「渡せ・・。どういう意味じゃ。」

才蔵 「清海が敵の手に落ちておる。その者と清海を引き換える。」

玉梓 「勝手なことを申すな!!おぬしたちの仲間など見殺しにすればよい。この獲物を渡してなるものか!!!」

伊三 「見殺しだと!!貴様!!!」

大助は"真田と冥界は対等な関係なはず"と、お市の方に問いただす "望みを叶えぬのなら真田十勇士は魔界につく"と言うと

お市の方 「よかろう。安房守は、十勇士は宝と言っておったからの。安房守を敵にするのは賢いやりかたではないわの。」

断固として親兵衞を渡したくない玉梓だが お市の方がそっと口づけし、耳打ちすると玉梓がおとなしくなる。

お市の方 「ただし、人質の交換にはわれらも立ち会う。場所は六文陣で行うがよかろう。」

大助 「承知した。」

一同、ぐったりした親兵衞をひきずるように連れて去っていく

ASH、スキピオヌ、ガスパーが現れる。

ASH 「やれやれ。やはり魔界のヒトガタどもには手を焼くのう。」

スキピオヌ 「YES. Sister。」

ガスパー 「いかがしますか?」

ASH 「勝手にさせておく。滝の方の子に実体を与えぬよう霊力を送り込み続けねばならぬ。めんどくさい。」

ガスパー 「右近たちから絞りますか。」

ASH 「愚かな者どもが引き寄せられるであろう。その者共の霊力も使うとしよう。スキピオヌいきましょう。」

スキピオヌ 「YES.」

『死の谷 新撰組屯所』

隆房、童子が縛られているそばに猫娘が居る

永倉 「副長!せっかく敵将をとっ捕まえたっていうのに本陣からなんの連絡もないったぁどういうことだ。」

永倉 「本陣のやつらはおれたちを甘くみてるんじゃねーか。」

土方 「そんなことはあるめぇ。ただあいつらは何考えてるかわかんねぇところもあるからな。少しばかり揺さぶる必要があるかもしんねーな。」

永倉 「揺さぶる?」

その時、小豆洗いがそっと忍び込み、隆房の背後にいる。 それに気づいた隆房がそっと目配せをし、童子も頷く。

隆房 「土方!冥界などの従ったところで利用されて消されるだけぞ!」

土方 「なんだと?」

隆房 「どうじゃ?わしと組まぬか?」

左之助 「囚われの身がえらそうに対等に手を組むなど笑わせてくれるじゃねーか。」

隆房 「わははははは!!それもそうじゃな。しかし状況が変わればどうじゃ。」

左之助 「状況だと?」

そこに安成が救出に現れる

安成 「隆房殿、童子を返してもらうぞ。」

土方 「安成!」

左之助 「山崎!おれたち全員でこいつと戦ったらどうなる?」

山崎 「勝つでしょう!」

左之助 「おもしれぇ。」

安成 「勝てるかどうかやってみよ。」

土方 「上等だ。音を鳴らせ!!!」

安成が一人奮闘するが、隙を見て隆房と童子を助け参戦。 一気に形勢は魔界側になるが馬頭が現れ五分五分になる。

童子が馬頭を倒したところで安成が声を上げる

安成 「脱出だ!」

脱出を試みる安成達を阻止しようと 猫娘が追いかけるが背後から猫娘を撃ち抜く鬼道丸。

猫娘 「鬼道丸・・ちゃ・・」

振り返りつつ猫娘は倒れ、安成たちは撤退に成功する

『六文陣』

冥界軍のもとへ、清海を連れて晴明たちが現る

大助 「お互いの預かりものを交換しよう。」

晴明 「お市の方。お互いの人質をその場において離そうではないか。」

お市の方 「よかろう。」

清海、親兵衞、素早くお互いの陣営に戻る。

晴明 「用は済んだ。われらは兵をひく。」

お市の方 「せっかく会ったのに寂しいの。かつては同盟を結んだもの同士、もう少し語りあおうではないか。」

晴明 「ふふ。語らうのではなく。刃を交えようというのであろう。」

玉梓 「里見・・逃さぬぞ!」

大助 「わが陣に入った以上、そう簡単に出れぬと思え。」

晴明 「この魔界。所詮。戦いでしか道は開けぬ。」

お市の方 「ならば宴のはじまりじゃ。」

玉梓 「音を鳴らせぇえええええ!!!!」

両軍混戦となり、里見の連携で魔界軍に優勢になる。 しかし玉梓の術で里見が倒され、ピンチに陥るのだが

親兵衞の一撃で玉梓を倒す。 その玉梓を道節が倒そうとしたとき・・・

道節がひとりの男に捕まっている。

里見 「おまえは・・・。」

道節 「八房・・。」

男は道節をなぎ倒し 倒れた道節の首筋に玉梓が食らいつく。

玉梓 「八房ぁああ。遅かったのう!!」

里見 「信乃に魂に巣食っていたのは・・八房であったか・・。」

晴明 「里見この者は・・。」

里見 「八房・・・。かつて我が領内を襲った安西景面を討ち取った忍。」

鶴姫 「忍?」

八房 「名もなき忍よ。里見はわしと約束をした。敵将を討てば、伏姫をわしにくれると。しかし、里見はその約束を守らなかったばかりか、兵を用いわしを殺そうとした。わしは両腕と右足を失った。そのわしを救ったのは・・・。まぁよい。この者によってわしの魂は再び実体を伴った。わしの恨み。里見の者よ。知るがよい。」

八房、おもむろに術を放ち飛び下がる里見。

晴明 「ひるむな!!音を鳴らせ!!」

八房が加わった冥界軍は勢いを増す。 大角、里見も奮戦するが、玉梓の攻撃と十勇士、藤太の連携の前に倒されてしまう

晴明は朧との合体技で獅子奮迅の働きをする。

鶴姫が大助を斬ろうとするが、大助を才蔵が突き飛ばし攻撃を回避 鶴姫の刃は大助ではなく朧へ・・・

晴明 「朧!!!」

ぐらりと倒れる朧を八房が受け止める。

次の瞬間、八房が吠える。

すると、冥界軍と朧、八房の姿が消えている

里見 「あの技は・・・親兵衞の技・・。」

鶴姫が崩れるように膝をつく。

鶴姫 「わたくしが・・・朧を・・・・斬ってしまいました・・・。」

純友とあおいのもとに魔界少女拳が現れる

純友 「現れたか。」

秀頼 「おまえには仮があるからな。」

義継 「わしらを呼び出してどうするつもりじゃ。」

富子 「降伏するということかえ?」

秀頼 「それならそれでもよいぞ。」

純友 「ふ。ばかなことを。おまえらにとってよい話しじゃ。」

あおい 「父上が来られた。」

義継 「ま、将門!!」

将門 「純友。おまえがわしを呼んだのか。」

秀頼 「平将門・・。これが・・。」

純友 「将門。記憶が戻ったか。」

将門 「わしはここに呼ばれるのは好かぬ。」

純友 「ここはおぬしの来るところではないからな。」

将門 「どういう意味じゃ。」

純友 「おまえはわしと一緒に冥界に攻め込み、天下をとるのじゃ。現世では共に戦えなかったからの。今度こそ共に戦おうぞ。秀頼。」

秀頼 「なんだ。」

純友 「魔界少女拳もわれらに加わらぬか。おまえたちが冥界に手を貸すのも補王弁であろう。われらとならば冥界をも超える軍になりえるぞ。」

秀頼 「魔界水軍と手を組めというわけか。」

純友 「魔界水軍はもうその役目は終わった。わしと将門に加われということじゃ。」

秀頼 「魔界水軍は解散ということか。ふふふ。おもしろいな。」

将門 「純友!わしはおまえとともに戦うとは言っておらんぞ。」

純友 「ほう。」

将門 「まずは・・・戦ってからじゃ。そこの若造もな。」

富子 「なんや戦うんかいな。」

秀頼 「義継と御台所は離れておれ。考えてみれば初代悪路王は将門の式神であった。わしがその将門を喰らうのもおもしかろう。」

純友 「相変わらずじゃな。将門。わしもおぬしとは一度は手を合わせてみたかったわ。」

将門 「いざ。」

純友 「音を鳴らせぇえええええ!!」

純友と秀頼は意外な連携技で将門を追い詰めるが将門の戦闘力はそれを上回る 最後は秀頼から剣を奪い、純友を斬り伏せる

純友 「将門・・わしは・・ぬしに詫びねばならぬ・・千代丸を・・重太丸の身代わりに殺してしもうた・・。」

将門 「生きておる。」

純友 「なんと・・。」

将門は黙ってあおいのもとに近づく。

将門 「わが孫は三界の王となる。わしに任せるがよい。」

あおい 「父上!ありがたきお言葉。」

純友 「千代丸が生きておる・・どう・・いう・・。」

純友は力尽き倒れてしまう

磔にされている右近と山三郎。

そこにジュスタ、影狼、チュンニ、梵蛇眉が入ってくる。

ジュスタ 「おまえさま!」

梵蛇眉 「山三郎!」

見張りをしていた河童が奇声をあげ、襲いかかってくるが チュン二の体当たりと梵蛇眉と影狼の攻撃で倒される。

そこにASH、スキピオヌ、ガスパーが現れる。

ASH 「愚かな者よ。おまえたちだけでどうにかなると思っていたのか。」

ジュスタ 「危険はもとより承知の上。」

梵蛇眉 「おれたちを舐めるんじゃねーぞ!!」

ASH 「おまえたちだけでは霊力が足りぬ。余興じゃ。一つ楽しませてもらおう。ガスパー。」

ガスパーが山三郎を解き放ちジュスタのもとに返す

ASH 「山三郎。おまえがスキピオヌに勝てば、見逃してやろう。」

山三郎 「その言葉。偽りはないな。」

ASH 「ない。奥方の力も借りてよいぞ。その方が霊力も高まるであろう。」

山三郎 「音を鳴らせ!!!」

山三郎が力でスキピオヌに対抗する。

互角に渡り合うが、最後は進化したスキピオヌに山三郎は敗れてしまう

ASH 「スキピオヌ!!できる子じゃ!!姉上は嬉しいぞ!・・・山三郎よ。おまえのおかげでわが弟はまたひとつ進歩した。褒美をやろう。」

ガスパーが右近を解き放ちリングに放り込む。

ジュスタ 「おまえさま!!」

右近 「ASH・・きさま・・・。」

ASH 「このASH自ら相手してやろう。ガスパー。その前にノイズを消し去れ。」

ガスパーが入ってきて、梵蛇眉、影狼、チャック、チュンニを瞬殺。

ASH 「愛の力とやらで奇跡を起こしてみせよ。」

右近とジュスタ、二人でASHに立ち向かうが 全ての攻撃が通用せず倒されてしまう・・・

こうして『第64回 魔界~色欲Lust~』は終了しました

次回の公演は2019年11月15日(金曜日) チケット絶賛販売中です

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