第63回 魔界~貪食Gluttony~を振り返る

September 28, 2019

 

「第63回 魔界~貪食Gluttony~」を写真と共に振り返っていきます


 

『風の里』

鶴姫は、姿を変えた滝の方とスキピオヌに似た式神が現れた事を晴明に報告している

 

鶴姫 「これはいかなることでしょうか。」

 

晴明 「ガラシャであろう。」

 

晴明 「ガラシャは滝の方の出産を知っておる。その子に力を与えぬように、おのが娘を送り込み、魔界の霊力を下げた。それゆえ滝の方は我が子を育てるために多大な霊力を使っておるのだろう。おのれの姿を維持させずすべてを我が子に注いでおるに違いない。」
 

 
鶴姫 「スキピオヌに似た式神は・・・。」

 

晴明 「空蝉の術だな。」

 

鶴姫 「空蝉の術?」

 

晴明 「魔界に浮遊する魂にスキピオヌの霊力を瞬間憑依させる術だ。一度使えば相当な霊力を必要とする。二度、使うのは困難であろう。そこまでして、滝の方がそなたたちを救ったのは意外だな。」

 

 

 
晴明 「それで、滝の方の子の父親とは誰なのだ?」

 

鶴姫 「・・・。」

 

 

『風の里・魔界水軍の陣』

純友と安成が話をしている

 

純友 「滝夜叉の子の父親は間違いなくぬしだ。」

 

安成 「一体、どういうことなのです!わたくしには身に覚えがありませぬ!」

 

純友 「操られたのであろう。」

 

安成 「操られた?」

 

純友 「滝夜叉は陰陽師ぞ。あやつの霊力をもってすればぬしが倒れている間に子種を盗むことぐらい容易いことぞ。そのようなことあったであろう。」


 

 

安成 「滝の方さまはいずこにおわしますか!?」

 

純友 「わからぬ。滝夜叉はすべての霊力を我が子に注いでおる。それゆえ滝夜叉自身の姿も維持できぬ。おそらく魔界に浮遊しておる魂をとっかえひっかえ利用して実態をつくりあげておるのではあるまいか。わしですらその姿を見分けることはできぬ。」

 

 

 

安成 「居場所がわからぬのに子を守れと言われても守りようがありませぬ。」

 

純友 「あやつのことじゃ。ぬしの力が必要となれば必ず現れる。それと・・。」

 

安成 「それと?」

 

純友 「あやつは必ずこの風の里のどこかにおる。魔界の中で風の里がもっとも霊力が高く安全だからの。」


 

 

そこに鬼道丸が走り込んでくる。

 

鬼道丸 「大変だよ!!新撰組が風の谷に攻め込んできた!!!」


 

OP:楚歌 鬼目&十蔵&小次郎


 

『風の里 北側』

睨み合っている新撰組、土方、原田、永倉、山崎、対する隆房、童子。

 

隆房 「土方とやらおぬしも懲りぬの。おぬしらのような者共がこの陶隆房に勝てるとでも思っておるのか。」

 

 

永倉 「副長!こいつはつえーのか。」

 

土方 「まぁそこそこだな。気を抜くなよ。」

 

永倉 「気に入った!!じゃぁ、こいつはおれの獲物だ!」


 

 

原田 「山崎!そこの黄色いのは強くないだろ!」

 

山崎 「ええ。まぁまぁつよくないです。」

 

原田 「気にいった!こいつはこの左之助の獲物だ!」


 

 

隆房 「愚か者どもめ。この風の里がおまえたちの魂の墓場となろう。童子!!」

 

童子 「あいよ!!音を鳴らせ!!」


 

 

 

 

 

激闘が続くが、一瞬の隙を突いて新撰組が撤退していく

 

隆房 「逃さぬ!!童子!!追うぞ!!」

 

童子 「隆房さま!!!わかった!!!」


 

『風の里 本陣』

晴明のもとに右近、ジュスタ、梵蛇眉が現れる。

 

右近 「晴明。わしらはもう一度死の谷を攻める。」

 

晴明 「懲りぬな。魔界水軍は動かぬ。総攻めでなければ死の谷は落とせぬぞ。」

 

梵蛇眉 「新撰組が風の里に攻め入った。ということは、まもなく冥界の本体もここを攻めてくるだろう。ならば死の谷はうまくいけばもぬけの空だ。死の谷をおさえれば、風の里を攻める冥界軍は逆に袋のねずみってわけだ。」


 

 

晴明 「妙案だな。しかし成功はすまい。」

 

梵蛇眉 「な、なんだと!!」

 

晴明 「お市の方は戦いの中で知恵をつけてきておる。また真田昌幸が向こうにおる以上、右近の策についても準備をしておるであろう。」

 

右近 「そうかもしれぬな。」


 

 

ジュスタ 「晴明どの。たしかに冥界軍が手を打っている可能性はありますが、風の里を攻めるにはそれなりの兵力を割かねばなりますまい。そして、敵が攻めているこのときに疾風のように本陣を突く策はやってみる価値はありませぬか。」

 

晴明 「奥方も名軍師であられる。止はせぬが、賛同はせぬ。」


 

 

右近 「それでよい。ジュスタ。」

 

ジュスタ 「はい。おまえさま。」

 

右近 「参ろう。」

 

 

 『風の里 西側』

黒魔術軍は死の谷に行く事を聞いていた、鬼道丸、朧、あおい
あおいも死の谷に、父である道三を助けに行こうとするが朧は引き止める

 

朧 「やめといた方がいい。父上が危ないって言ってたでしょ。きっと失敗するよ。」


 

 

鬼道丸 「わかった!あちきがついていく!」

 

朧 「鬼道丸!」

 

鬼道丸 「この間は、あおいちゃんがあちきに手を貸してくれた。だから今度はあちきの番。なかまだから!」

 

あおい 「仲間・・。」

 

朧 「仲間・・。」


 

 

朧 「しかたないなぁ。じゃぁうぬたちは行けばいい。」

 

鬼道丸 「朧ちゃんは?」

 

朧 「われはここに残る。われは父上の力になりたいから。」

 

鬼道丸 「わかったよ。朧ちゃんはそうした方がいい。それじゃ。行ってくる。」


 

 
朧 「気をつけるんだよ。」

 

鬼道丸 「朧ちゃん・・。」

 

朧 「なかまだから。」

 

鬼道丸は頷き、あおいと共に去る。

 

 

 

『風の里 西側の外れ』

冥界軍
お市の方、玉梓、ASH、大助、秀頼が軍議を開いている

 

お市の方 「新選組が予定通りに攻め入ったぞえ。」

 

 

大助 「好機じゃ!!一気に本陣をつこうぞ!」

 

お市の方 「大助。よい心意気じゃ。しからば真田勢で本陣を攻めるが良い。」

 

大助 「承知!!」

 

お市の方 「魔界少女拳は玉梓と共に里見に当たられよ。」


 

 
大助 「里見をしっかりひきつけられよ。本陣はわしら真田がかならず落としてみせるわ。」

 

大助は秀頼にそう言い捨てると、出入り口から去る。

 

お市の方 「それでは秀頼殿頼んだぞえ。」

 

秀頼 「待て。」

 

立ち去ろうとするお市の方を秀頼が呼び止める


 

 
秀頼 「わしらと冥界は対等な同盟なはず。おぬしに命令を受ける筋合いはない。」

 

ASH 「式神風情が生意気な。」

 

秀頼 「なんだと・・。」


 

 

ASH 「おとなしく命に服せばよい。」

 

秀頼、刀を抜く。

 

秀頼 「従わぬと言ったら。」

 

ASHは秀頼の元に向かっていく

 

お市の方 「ASHさま!」

 

 

ASH  「よい。今後のためじゃ。この者にわらわの力を示してやろう。」

 

秀頼 「興味深い。」

 

 

 

 
ASH、強烈な力を見せ、秀頼は健闘するも倒される。

しかし最後にASHに対し反撃を一撃。

 

ASH 「ほう。式神が意外な力をおもしろい。」

 

秀頼 「さすがガラシャの娘だけはある。よかろう。今宵はおまえに従おう。」


 

 
お市の方 「おお。獲物がかかりそうでございまするぞ。」

 

ASH 「やれやれ疲れるの。行かねばならぬな。あの者も魔界に降臨しておるか。」

 

お市の方 「そのようでござりまする。」

 

秀頼 「玉梓。案内しろ。」


 

 
玉梓、妖艶な笑みを浮かべ、秀頼を手招きする。

 

ASH 「急ぎおのおのの持ち場につかねばの。めんどくさい。」


全員が去っていく

 

 

 

 

撤退していった新撰組を追って、隆房、童子、小豆洗いが現れる

 

隆房 「あやつら!どこに行きおったか!!」

 

童子 「隆房さま!まだそう遠くに離れていないはずだよ!」


 

 

そこに突如、猫娘が走りこんでくる

 

猫娘 「小豆洗いーーー!助けてほしいにゃーー!」

 

後ろからは新撰組の4人

猫娘を庇っていた小豆洗いが、猫娘から首を絞められ
更に新撰組に捕らえられてしまう


 

 

永倉 「そこまでだ!!」

 

原田 「こいつの命が惜しくば武器を捨てろ!!」

 

隆房 「小豆!!これも戦国の習いじゃ!勝てる好機に情けは無用じゃ。わしのために死ね!」

 

小豆 「あずき!!!!」


 

 

一瞬の隙を見て、反撃に出る隆房だったが

そこに新撰組が一気に折り重なるようにして、隆房、童子を捉える。

 

 

 

土方 「陶隆房!!召し捕った!!!」

 

 

『風の里本陣近く』

真田十勇士、大助、清海、佐助、才蔵、伊三が戦に備えている

しかし小助は単独で動き姿が見えないでいる

 

 

大助 「あやつ、また勝手な真似を・・。」

 

伊三 「いかが致しますか?」

 

大助 「戦は機なり。清海!!呪い舞を捧げよ!!!」

 

 

清海が舞を捧げ終えると、全員が戦いに向かっていった

 

 

『風の里 本陣』

晴明 「里見の陣に冥界軍の攻撃が始まったようだ。」

 

晴明、純友、安成、鶴姫、朧が戦いに備えている

 

 

晴明 「ここは私と純友だけでよかろう。鶴姫と安成は里見の援軍に向かえ。里見の敵を打ち破り、本陣を攻める冥界本軍を挟み撃ちにする。そこに右近の策が嵌まれば妙手になるやもしれぬ。」

 

安成 「承知いたしました!鶴姫さま!」


 

 

鶴姫 「・・・わたくしは・・ここに残ります。」

 

晴明 「なんだと。」

 

鶴姫 「・・晴明殿と純友殿だけではあまりにも戦力が少なくありませぬか。本陣が落とされれば元も子もありませぬ。」

 

純友 「それも一理じゃ。安成だけでよかろう。安成!」

 

 

安成 「わかりました。」

安成は出陣前に、ちらりと鶴姫を見るが、鶴姫は目をそらす。


 

 
純友 「戦をするか。」


 

 

 『風の里 里見の陣』

里見、道節、新兵衛と魔界少女拳、玉梓の戦いが行われている

 

 

 

 

 

 

 

 

安成が参戦し冥界軍が劣勢となるが
冥界軍の加勢に小助が現れ、更に戦いが激しくなる

 

 

安成は、小助と秀頼の連携に倒されてしまう

 

 

取り残された親兵衞が玉梓に襲われ窮地に陥ると・・・

 

道節 「親兵衞!!!」

 

親兵衞 「負けるかぁあああああ!!!」

 

親兵衞が術を発動。

 

 

すると冥界軍の姿と親兵衞の姿が消えている

 

道節 「大殿!!親兵衞が・・。」

 

 

里見 「親兵衞め・・おのれを犠牲にして・・。あの技は・・・いかぬ・・。」

里見も力尽き倒れてしまう

 

 

安成 「里見殿!!」

 

道節 「大殿!!!」

 

 


 

 『風の里 本陣』

真田が攻め込み、囲まれている晴明、純友、鶴姫
朧は遠方から術でアシストしている