第61回 魔界~怒りWrath~を振り返る

July 23, 2019

「第61回 魔界~怒りWrath~」を写真と共に振り返っていきます

 

『死の谷』

冥界軍の領土"死の谷"を占拠した魔界3軍、今後の行動について軍議を行っている

"死の谷"を守るか、それとも一旦"風の里"まで下がるか、各軍の戦略が交錯する

 

梵蛇眉 「右近さまの策は、この死の谷を守るだ。ここは冥界につながる喉元。ここを抑えれば冥界軍は魔界には入ってこれねーからな。」

 

里見 「われらの兵力でこの死の谷を守るは難しゅうございませぬか。まして、真田ら敵に主力が六文陣あたりにいるのであれば、敵に挟み撃ちにされることになりますぞ。」

 

純友 「滝の方の出産が控えておる。危険は少しでも避けたいのが本音じゃ。守りやすい風の里までひく。」

 

右近 「いまからここをひけばまた冥界の軍が入ってくるぞ。」

 

里見 「致し方ありませぬ。勝てぬ戦はせぬが肝要。」


 

鶴姫 「晴明さま。どうお考えですか。」

 

晴明 「われら三軍は、それぞれ独立した立場だ。だれにも指図できなければ、指図も受けぬ。好きにすればよい。」

 

晴明 「しかしながら・・ここをひく時間の猶予はないかもしれぬ・・。」

 

純友 「なんだと?」

 

『冥界・黒の丘』

縛られたお犬に、お市が制裁を加えている

そこに一人の少女が姿を現す


 

ASH 「わが弟はいかがであるか?」

 

お市の方 「スキピオヌは日増しに逞しくなっております。まもなく母上のご期待にこたえられるかと。」

 

ASH 「お市。母上はお怒りだ。」

 

お市の方 「お怒りに・・。」

 

ASH 「早く将門を連れて冥界に参れとのことだ。もう待てぬ。」

 

お市の方 「は・・。」


 

ASHはスキピオヌと共に去ると、お市は再びお犬に向け鞭をふるう

 

お市の方 「おまえの正体はわかっておる。よいか。策を使え。そして将門を呼び戻せ。あおいと鬼道丸がおればできるであろう。時間はない。将門を元に戻し、その上で

冥界に連れてゆく。わかったの。」

 

そう言い、お市は立ち去っていく


 

お犬は荒い息で河童、猫娘の縄を外す。

 

お犬 「河童、猫娘よ。聴いたであろう。もはや猶予はない。我が策を伝える。まずは死の谷に向かい、鬼道丸をここまで連れてくるのじゃ。」

 

河童、猫娘、顔を見合わす。

 

お犬 「わからぬのか!!私が消滅すれば、おまえらはこの魔界で完全な妖怪として、その記憶を失い、逃れることのない地獄に落ちるのだぞ!!」

 

河童、猫娘、飛び上がり激しくうなづく。

 

河童 「わかったかっぱ。」

 

猫娘 「いくにゃ・・。」

 

ふたり、傷ついた身体で去っていく。


 

お犬、ゆらりと立ち上がり、道三を見る。

 

お犬 「娘の居場所を知っておる。」

 

道三 「あ、あおいの!?」

 

お犬、にやりと笑う。

 

お犬 「やはり冥界に堕ちてはおらなんだようだな。」

 

道三 「あ・・いや・・。」

 

 

お犬 「九鬼の策であろう。私には通用せぬ。よいか。娘を助ける最後の機会だ。伽羅奢は、あおいの用が済めば殺す。」

 

道三 「殺す!?」

 

お犬 「今しか救うことはできぬ。居場所を教えてやろう・・・」

 

お犬、妖艶な微笑みで、道三に近寄る。

 

オープニング:魔界堕天(妖&小次郎&十蔵)

 

 

『六文陣』

真田十勇士・魔界少女拳・新撰組が軍議を開いている。

秀頼は「攻め込まれるより攻め込んだ方が効果は大きい」と、死の谷への攻撃を提案

才蔵が"滝夜叉の懐妊"を告げ、スキピオヌに匹敵する者が生まれる事を全員が危険視する

 

大助 「それは見過ごせぬな。滝夜叉の腹を裂き、子を葬らねばならぬ。」

 

秀頼 「それでは決したな。われらで死の谷を攻めようではないか。」

 

土方 「いいぜ。なら、陣立てはどうする。」

 

秀頼 「大助が決めればよい。従おう。」

 

意外な言葉に驚く大助。

 

 

秀頼 「驚くことはあるまい。名将真田幸村の子であろう。勝てる陣立てをみせてくれ。」

 

大助、秀頼をにらみつけるが、息を飲んで。

 

大助 「滝夜叉を狙うは、わし、清海、三好義継、御台所、里見八犬士には、新選組と伊三で当たれ、勝たぬでよい。敵をひきつけよ。秀頼と才蔵は晴明と右近の本陣を狙え、こちらはわしらが騒乱を巻き起こしているうちに不意をつけ。」


 

秀頼  「守るより、攻める。これほど血湧き肉踊るとはのぅ。出陣じゃ!」

 

 

 

『死の谷』

童子は、馬頭に会うため冥界に行く手助けを願い出るも、隆房は一蹴する

 

隆房 「断る!わしがおまえに手を貸す理由がない!」

 

隆房 「なにかと言うと人を頼る。そんな者が生き残れるほど甘くはない。わしとてこの魂は惜しい。せっかく蘇った魂じゃ、もう少しこの魂の使い方を考え直してみようと思っておるところじゃ。お主のような者のために捨てるつもりはない。」

 


 

童子 「隆房さまも藤太を救いたいんだろ?だったらおらの気持ちもわかるはずだ!」

 

童子 「藤太だってきっと隆房さまを裏切ったんじゃない!きっと理由があるんだ!だから取り返そうよ!!戦ってお互い傷つけ合うのはいやだ!!」

 

 

隆房 「これ以上、わしに構うと痛い目をみるぞ。」

 

童子 「絶対におらも役に立ってみせる。隆房さま。」

 

隆房 「面倒なこわっぱじゃ。音を鳴らせ!!」

 

 

 

童子は倒されても倒されても、立ち向かう。
その執念に隆房は驚くが、最後は隆房の一撃で倒れる。

それでも立ち上がろうとする童子。
隆房はため息をつき手を止める

 

 

隆房 「やれやれ・・・。最近のわしはどうもいかぬ・・焼きがまわったか・・。小豆!手当をしてやれ!!小僧!傷が治れば藤太と馬頭を探しに行くぞ!!」


 

『冥界・黒の丘のはずれ』

道三があおいの縄をほどいてる。

 

道三 「早く逃げなさい!」

 

あおい 「お父さんも一緒に!!」

 

道三 「わしは九鬼さまから言付かった約束がある。それを果たすまでここを動けぬ。おまえはここから逃げて、死の谷で鬼道丸と一緒になるんじゃ。ふたりの術で将門を復活させよ。やり方はさっき教えた通りじゃ。ふたりの術が合わされば将門は昔の記憶を取り戻す。」

 

あおい 「え?どういうこと??」

 


 

道三 「時間がない。早く!!わしも必ず役目を果たせば必ずここを出る!!早く!!」

 

あおい 「う、うん・・わかった!!」


 

あおいが去ったのを確認して去ろうとすると、馬頭が現れ道三に襲いかかる。

道三は奮戦するも馬頭に倒される。


 

その後お犬が現れ、更に一撃を加えていく・・・

 

 

『死の谷:本陣』

河童と猫娘が晴明たちにあおいの居場所を伝えに来ている

 

河童 「お市の方にとらわれておるかっぱ。この谷の先の黒の丘と冥界の者たちが呼んでおるところかっぱ!」

 

猫娘 「黒の丘は、冥界と魔界のまだ狭間にゃ。冥界そのものほどの霊力はないにゃ!」

 

鬼道丸 「あんたたちはあちきを裏切ったのに、なぜここに来たの?」

 

河童 「逃げてきたかっぱ!」

 

猫娘 「今まではお犬に脅されてただけにゃ!ようやく隙をみつけて逃げてきたにゃ。」

 


 

鬼道丸 「あんたたちは信用できない。」

 

猫娘 「信じてほしいにゃ・・。」

 

河童 「そうじゃ・・・わしらとて姑獲鳥を見捨てるつもりはなかったかっぱ。しかたなかったかっぱ・・。」

 

鬼道丸 「信じるわけない。」

 

 

右近 「お市の方は本当にその黒の丘におるのか?」

 

猫娘 「おるにゃ。」

 

鬼道丸 「信じちゃだめだよ!こんなやつらのこと!」

 

晴明 「右近。なにを考えておる?」

 

右近 「ジュスタ。」

 

ジュスタ 「わかっております。おまえさま。梵蛇眉。出陣の準備をなさい。」

 

 

鶴姫 「まさか、この者たちの言うとおり黒の丘に行くのですか?」

 

右近 「罠であろうが、そこにお市の方はおるのであろう。ならばゆくだけじゃ。」

 

鶴姫 「危険すぎます!」

 

梵蛇眉 「おれたちにとっちゃ冥界の霊力が近い方が有利に働くのさ。もとはといえばあっちの側だからな。」


 

梵蛇眉と影狼は右近と共に黒の丘へ
チャック・チュンニ・山三郎は死の谷本陣に残ることを命じられる


山三郎 「おや。アタシの力は不要ってわけかい?」

 

ジュスタ 「そのような意味ではありませぬ。」

 

晴明 「死の谷が落とされれば前後に敵を受けることになるからな。死の谷の死守は絶対だ。」

 

右近 「そういうことだ。おまえはここの残り敵を防げ。」

 

山三郎、不満そうに横を向く。


 

右近たちが出陣したのち、鬼道丸が鶴姫に声をかける

 

鬼道丸 「・・鶴姫。」

 

鶴姫 「なんですか?」

 

鬼道丸 「この者たちをとらえて。」

 

河童 「どういうことかっぱ・・。」

 

鬼道丸 「もし、嘘だったら今度こそ容赦はしない。」

 

猫娘 「鬼道丸・・。」

 

鬼道丸 「早く!!!」


 

『死の谷:魔界水軍陣営』

純友・重衡の元に、大助・清海・義継・富子が現れる。

 

大助 「純友!!!滝夜叉を出せ!!滝夜叉の腹の子をわしが引きずり出して喰ろうてやるわ!!」

 

 

純友 「滝夜叉には指一本触れさせぬ。このわしに逆らう者はすべて消し去ってくれるわ!!!」

 

大助 「死に損ないめが!!皆の者!!敵は少ない!!一気に攻めるぞ!!!」

 

純友 「音を鳴らせ!!!!」

 

 

 

 

純友は獅子奮迅の戦いで、大助らを圧倒するが

清海の技で純友・重衡は倒されてしまう

 

大助 「そのまま滝夜叉まで攻め込むぞ!!」

 

そこに、滝の方が現れて術で敵を吹き飛ばす。

 

蜘蛛丸 「滝の方!!と呼べ!!!」

 

道満 「真田の者、魔界少女拳よ。滝の方は覚醒しておるぞ。おまえたちの力では太刀打ちできぬ。」

 

大助 「なんだとぉ・・。」

 

滝の方が気を溜める。


 

滝の方が術を発動。

 

清海 「危ない!!」

 

清海が大助をかばう形で被弾。


 

崩れ落ちる清海。

 

大助 「清海!!」

 

義継 「うわぁあああ!!孫よ!!!」

 

滝の方、再び構えに入る。

 

大助 「撤収じゃぁあああ!!!」

 

大助は清海を抱え、撤退していく

 

 

滝の方 「蜘蛛丸、まもなくぞ。純友、重衡を連れてまいれ。」

 

蜘蛛丸 「こちらに・・・。」

 

蜘蛛丸にひかれ滝の方、去っていく。
純友も重衡を抱きかかえて後を追う

 

 

 

里見、親兵衛、信乃が現れる

 

里見 「どうやら、敵が攻め込んだようじゃな。」

 

信乃 「道節も大角も小文吾も間に合いませぬか?」

 

里見 「そのようじゃな。そもそもわれらはこの魔界には現れるはずではなかった。無理があるのじゃ。その無理が様々な問題を起こしておる。」

 

信乃 「問題?」

 

里見 「信乃。ここを離れ、冥界の近くに向かえ。おまえも毛野の気配を感じておるであろう。」


 

信乃 「はい。」

 

里見 「毛野の様子に気づいておったのに・・・わしの責任じゃ。しかしながらまだ間に合うやもしれぬ。こうして毛野の気配を感じれるのだからな。信乃。おまえなら毛野を救えるかもしれぬ。わかるな。」

 

里見 「敵が来てからでは動きがとれぬ。ゆけ。」

 

信乃、力強く頷き走り去る。

 

信乃 「それでは!」

 

 

親兵衛 「大殿・・。」

 

里見 「心配するな。あとは信乃にまかせよう。わしらはわしらのなさねばならぬことがある。」


 

そこに伊三・土方・山崎が現れる。

 

土方 「これは、思いの外敵が少ないな。手間が省けそうだぜ。」

 

伊三 「里見義堯殿。貴殿に恨みはないが、これも役目。許されよ。」

 

里見 「片腹痛し。おぬしらでこの里見義堯を討ち取ろうなど、思い上がりもほどほどにせよ。」


 

山崎 「あなたたちにもこの海苔を絶望するまで食わせてやりましょう!」

 

土方 「山崎。そりゃどういう意味だ?」

 

山﨑 「いや。特に・・深い・・意味は・・・。」

 

 

土方 「ばかやろう!!」

 

土方は、山﨑を思い切り殴り失神させてしまう。

 

土方 「あ!!しまった!!」

 

里見 「これで同数じゃな。親兵衛!!」

 

親兵衛 「音を鳴らせ!!!」

 

 

 

 

土方・伊三が圧倒し、親兵衛がつかまり里見が危機に陥る

 

そこに山三郎が現れ、親兵衛を救出

 

 

チャック、チュンニも戦いに加わり形勢逆転

 

土方 「ち。うまくいかねえもんだ。撤収するぞ!!」


土方、山﨑と伊三をかばいながら撤退していく。

追おうとする山三郎を里見は制止する

 

里見 「追わぬでよい!!敵が下がればそれでよい。」

 

撤退する土方に斬られてしまった親兵衛が倒れてしまう

 

里見 「親兵衛!!」

 

 

『死の谷:本陣』

晴明を探している鶴姫、そこに安成が現れる

 

安成 「鶴姫さま、どうなされました?真田らが死の谷に入り込んでいます!早く迎撃を。」

 

鶴姫 「晴明さまがいらっしゃらないのです。」

 

安成 「晴明殿が?そういえば黒魔術軍の姿もみえませぬ。」

 

鶴姫 「黒魔術軍は、黒の丘なる場所に向かいました。お市の方がそこにいるという情報を手に入れたのです・・・・もしや・・晴明さまも・・。」


 

晴明の元に二人は向かおうとするが、そこに秀頼と才蔵が現れる。

 

秀頼 「この間は不覚をとったが、今宵はそうはいかぬ。弟より姉の方がうまくいきそうだからな。」

 

鶴姫 「弟より姉・・?」


 

才蔵 「鶴姫!戦いとうはない。戦いとうはないがこれも運命。運命なれば手加減はせぬ。わしはわしの力でこの魔界を生き抜く。」
 

鶴姫 「才蔵・・わたくしは今は強い。わたくしは・・ひとりではないから。」


 

秀頼 「絆の力か。おもしろい試してやろう・・」

 

鶴姫 「音を鳴らせ!!!!」

 

 

 

鶴姫と安成は互いをかばいながらそれでも優位に攻め

才蔵と秀頼は戦いながら互いに絆らしきものを発見する<