第58回 魔界~貪欲Greed~を振り返る

「第58回 魔界~貪欲Greed~」を写真と共に振り返っていきます

『死の谷の外れ』

冒頭は冥界を彷徨う魔界衆

鬼道丸 「お犬ちゃんは?」

河童 「お犬様は死の谷の本陣の様子を探りに行かれたかっぱ。」

鬼道丸 「お犬・・さま・・なんだかあちきたちは家来みたいだね・・。」

姑獲鳥 「ここは敵地ですからお犬様のお力がなくてはどうしようもありませんわ。」

様子がおかしい2人を勘繰る猫娘。

そんな河童と姑獲鳥は様子を探ると言い慌ただしく去っていく。

猫娘 「お犬ちゃんが戻ってきてからあの二人の様子はおかしいにゃ。」

鬼道丸 「お犬ちゃんが突然戻ってきて、風の里を出て、あおいちゃんを奪い返しに行くためだったのに、六文陣じゃなく死の谷に来て、あおいちゃんの姿は見えない・・・。」

鬼道丸 「お犬ちゃんはきっと何かを隠してるよ!」

猫娘 「うちがお犬ちゃんを探ってみるにゃ!」

猫娘はお犬を探るため、二人は分かれて行動する事に

『風の里(五芒星軍本陣)』

晴明と右近が話をしている

晴明 「魔界、冥界ともに霊力が不安定な状態だ。将門の復活に多大な霊力を要してしまったからだ。」

右近 「それでも将門の完全復活はならぬのだな。」

晴明 「将門には未だ鍵がかかっておる。鬼道丸とあさぎだ。」

右近 「その二人が鍵だとして、その開け方は?」

晴明 「まだ言えぬ。もっともわしとてはっきりわかっておるわけではない。それはガラシャも同じであろう。それと、将門が復活しても彼奴がどういう行動に出るかは予測できぬ。」

右近 「冥界の方の脅威にもなるというわけか。」

晴明 「ガラシャは、まずは魔界を制圧し冥界の勢力の基盤を盤石にすることを優先するであろう。」

右近 「わしにはわしの考えがある。黒魔術軍は単独で動いても良いか。」

晴明 「止めても無駄であろう。」

右近 「ふふ。その通りだな。」

純友 「ならばわしらも勝手をして良いか?」

純友が重衡と現れる。

冥界軍に攻め落とされた"蒼海の浜"の奪還を里見が申し出た為、純友も戦線に復帰すると言う

晴明 「守る者がおらねば再び奪われるだけだが・・。」

純友 「そこは里見が考えがあると言っておった。おそらく八犬士の残りが見つかったのではないかの。」

晴明 「まぁよかろう。三軍それぞれの思惑で動けば良い。」

場所は変わり、隆房、藤太、冷泉、童子が話をしている

隆房 「将門を取り戻すには我らの勢力を増さねばなるまい。」

藤太 「確かに・・現世の時も将門の武勇は凄まじかったが、復活した将門はその比ではなかった。」

隆房 「将門を殺すならまだしも生け捕るとなると、こちらの兵力の増強は必需じゃ。」

そこで隆房は、真田十勇士の六文陣を攻める提案をする

その案に関し晴明はどう判断するか心配する冷泉に・・・

隆房 「戦機を逃してはならぬ。晴明には黙って進める。なぁに。攻め落としてしまえば文句は言うまい。」

その言葉に冷泉は苦笑いをする

藤太 「それで良い。晴明は所詮公家じゃ。戦は我らモノノフに任せれば良い。」

隆房 「それでは決まった。出陣じゃ。童子、馬頭を呼んでこい。」

童子 「それが・・師匠の姿が見えないんだ・・・おいらは残って師匠を探す。何か胸騒ぎがするんだ。」

隆房 「ならば馬頭を探せ。見つけたら合流すれば良い。」

童子は馬頭を探しに、3人は六文陣に出陣していった

オープニング:魔界堕天(妖&十蔵&謎の剣士)

『風の里(五芒星軍本陣)』

晴明のもとに鶴姫が現れる

鶴姫 「お呼びですか?」

晴明 「出陣してもらいたい。」

鶴姫 「どこへ?」

晴明 「考えの甘いところへだ。」

『六文陣(真田十勇士本陣)』

大助は守備を手薄にしておいた蒼海の浜に獲物がかかると踏み、小助を向かわせる その相棒を小助自身に選ばせたところ、佐助を指名する

大助 「ほう。佐助を選ぶか。佐助、どうする?」

佐助は黙って頷く

大助 「変わった男だ。気は合わぬが腕は合うか。頼んだぞ。」

あおい 「私も行く!」

あおいも同行を申し出るが、才蔵が引き留める 困惑した顔の佐助は、あおいに栗を渡し出陣していった

そこに秀頼が単身現れる

秀頼 「蒼海の浜に網を張るか・・・大助も祖父に似て策士になったな。一つお前たちに伝えることがある。昌幸がおらぬ時はこのわしの配下となって働いてもらおう。」

大助 「ふざけるな!!おじじさまがおらぬ時はわしが名代をつとめる!お主の下などにはつかぬ!!」

秀頼 「そもそもお前たちはわしの配下であった。昌幸とて同じじゃ。わしがお主たちの上に立つのは自然なことではないか。」

激怒する大助は剣を構える

秀頼 「大助ごときがわしに勝てるというなら相手してやっても良いぞ。」

大助 「きさまぁあああ!!皆手を出すな!!わしがこいつを消す!!」

秀頼vs大助の戦いへ

大助が体術では圧倒するが、秀頼は術で対抗、やがて五分に。 最終的に互いに剣を取り合って、睨み合う。

秀頼 「ふん。我が弟も腕をあげたものだ。」

秀頼、ニヤリと笑って去る。

大助 「貴様などに身内扱いなどされとうないわ!!」

『死の谷(冥界本陣)』

お市の方のもとに、お犬が現れる

お市 「里見の者よ。わらわの前に現れるとは大胆不敵な・・。」

お犬 「取引きがしたい。」

お市 「取引き?」

その様子を猫娘は見ていた

『風の里 黒魔術軍の陣』

風の里で待機をしている黒魔術軍。 チュンチャックが留守にしている間、妹のチュンニが合流していた。

そこにジュスタが現れる。

ジュスタ 「殿から出陣の命が下されました。準備をなさい。」

梵蛇眉 「どこに出陣でございますか?」

ジュスタ 「死の谷です。狙いは・・スキピオヌ。」

『蒼海の浜』

奪われた蒼海の浜を奪還しに来た里見、道節、親兵衛 しかし、そこには誰も居なかった・・・

道節 「大殿・・これは計られたやもしれませぬな。」

里見 「せっかくじゃ。歓迎を受けようではないか。」

道節 「御意。親兵衛。」

親兵衛 「出てこい!!!」

場面は変わり、安成、滝夜叉、蜘蛛丸が話をしている

滝夜叉 「安成。大義であった。お主には感謝をしておるぞ。」

安成 「それはどういう意味でございますか?」

蜘蛛丸 「知らぬ方が良い。」

滝夜叉 「興が乗れば教えてやろう。まずは出陣じゃ。愛する者を救いに行くが良い。蜘蛛丸。案内してやるが良い」

蜘蛛丸 「姫さま。お身体を大事になさってくださいませ。」

滝夜叉 「心配するでない。よくわかっておる。それと、もはや姫ではない滝の方と呼ぶのじゃ。」

安成 「滝の方?・・それは・・・」

蜘蛛丸 「ついてくるのじゃ。」

蜘蛛丸、安成を連れ出し去る。

そこに純友と重衡が現れる

純友 「まだ言わなんだか。」

滝夜叉 「揃ってからの方がよかろうて。」

純友 「趣味が悪いの。」

滝夜叉 「この子が我らの命運を握るのじゃ。まずは無事に生ねばならぬ。」

重衡 「死してなお子を産めるのですね。」

滝夜叉 「そのことをガラシャが教えてくれたのじゃ。」

純友 「まずは体を労るのじゃ。重衡は、安成を追うがよい。あの者に死なれても後味が悪い。」

重衡 「かしこまりました。」

純友 「まさに魔界よの・・現世でのわしのつけが魔界で回って来ようとは・・。」

再び蒼海の浜へ。

道節と親兵衛が倒れている。囲むように佐助と小助。

里見 「真田の者か・・・」

道節 「大殿!!」

里見 「道節、慌てるでない。忍び二匹。何を恐ることあろう。音を鳴らせ!!」

里見 vs 真田の戦いへ

最初は里見一人が攻め込まれるものの、親兵衛と道節も反撃に加わる。 しかし、佐助と小助の合体技は強力で一気に追い込まれる・・・

そこに、晴明と信乃が現れ佐助と小助を追い詰め里見が優勢に

あおい 「佐助!!」

あおいが現れ術を放ち晴明達は吹き飛ばされる すかさず、小助が手を上げると冥界の兵が現れ総攻撃を仕掛ける

晴明 「撤退するぞ!!」

晴明の号令と共に里見たちは撤退していった

『六文陣(真田十勇士本陣)』

清海が舞い、祈りを捧げる才蔵 そして酒を飲んでいる大助

大助 「そろそろ風の里に向かうか。お市の方からはなにの命も来ぬ。秀頼ごときの風下に立つなど許されぬ。わしらだけで風の里を攻め落としてくれよう!」

そこに土方と山崎が現れる。

土方 「その戦い加わらせてもらうぜ。」

大助 「まぁ兵力はあった方がよい。ついてこい。」

土方 「話は決まりだ。それじゃ早速手柄を立てにいこうじゃねぇか。」

隆房 「残念ながらその手柄は挙げられぬ!」

隆房、藤太、冷泉が現れる。

藤太 「真田の者よ!!われらに下るが良い!!」

大助 「ほう・・これは裏をかかれたか。六文陣、落とせるものなら落としてみよ。」

藤太 「音を鳴らせ!!」

隆房・藤太・冷泉 vs 真田・新撰組の戦いへ

真田は戦場を広く使い、清海の術も加わり健闘するが 隆房たちの連携により大助が窮地に陥ると、突如秀頼が現れ大助を救う

秀頼・大助の共闘で形成は逆転、隆房たちは倒されてしまう

秀頼 「今日はおとなしく引き下がれ。藤太、おまえは将門の復活が目的なのであろう。冥界と戦うことが目的ではないはず。」

藤太 「なんだと・・・」

秀頼 「改めて話し合おうではないか。場合によってはわれらは敵ではない。」

隆房 「敵ではないだと・・・」

秀頼 「わしは魔界少女拳。この魔界が生み出した式神だ。お主らよりはここの事は知っておる。今宵は一度引け。また後日。」

秀頼は背を向けて去っていった

『風の里』

童子は馬頭を探し続けている

童子 「師匠の気がこのあたりに少し感じる、こっちの方から・・・」

向かった先で、童子の叫び声が響き渡る・・・

『死の谷(冥界本陣)』

フロイスが祈りを捧げている

フロイス 「スキピオヌよ。愛する者よ、自ら復讐するな、ただ神の怒に任せまつれ。録して『主いい給う。復讐するは我にあり、我これを報いん』」

そこに黒魔術軍が現れる

右近 「フロイスよ、ともに同じ時代に神に仕えた身。神を憎むにはよかろう。しかし冥界に身を捧げるは別義じゃ。」

フロイス 「右近。」

右近 「貪欲それは罪。喰らうべきは・・・フロイス。スキピオヌは我が手で封印してくれよう。」

フロイス 「スキピオヌはベストなアートだ。誰にも壊せぬ。」

右近 「壊すのではない、消し去ってやろう。」

黒魔術軍 vs フロイス・スキピオヌの戦いへ

黒魔術軍は、強力なフロイス・スキピオヌの攻撃に圧倒されるが

そこに鶴姫と安成が現れ黒魔術軍に加勢し更に乱戦となる

スキピオヌの圧倒的な力を発揮するが安成&鶴姫、右近&ジュスタの連携で押し返す。

お互い互角のまま戦いが進むが、突如"時止めの術"が放たれる

魔界少女拳の直冬が時を止め、富子、義継、お市の方が現れる そして術が解かれると共に、ジュスタが人質にとられる

お市の方 「風の里ならともかくここはわが領土じゃ。やや思慮が足りなかったようじゃな。」

お市の方 「右近の妻かえ。美しい。美しいものを傷つけるのは最高の快感じゃ。」

お市の方はジュスタに刃を突き付ける

右近 「やめよ!!」

富子 「やれやれ悪趣味なことよ。」

義継 「胸が悪くなるようなことはするでないぞ。」

そこに蜘蛛丸と重衡が現れ、純友の錨を叩きつけ全員が吹き飛ぶ 蜘蛛丸が素早く、ジュスタを奪還。

重衡 「みなさん逃げてください!!」

鶴姫 「撤収しましょう!!」

全員が脱出するも、重衡はフロイス達に捕まってしまう

重衡 「お逃げください!!わたしに構わず!!!」

晴明と信乃が向き合っている。

晴明 「強さとはなにかか。」

信乃 「わたしにはまだ辿りつけぬ。」

晴明 「強さとはおのれの弱さを知ることなり。」

信乃 「弱さ?」

晴明 「強さと弱さは表裏一体。弱さを知らねば強さはわからぬ。」

信乃 「教えてくれ。強さを。」

晴明 「戦うがよい。」

晴明 vs 信乃の戦いへ

猫娘がリング内に立っている。 そのうしろから現れるお犬。

お犬 「猫娘よ。見てしまったのですね。」

お犬 「猫娘。わたしはおまえの苦しみがわかる。おまえはかつて主君の愛猫をあやまって殺した罪で、処刑された。猫より劣る命を嘆き、恨み、悲しみ死んでいったのであったな。その念がおまえを猫に変えた。」

猫娘 「どうしてそれを知っているにゃ・・・」

お犬 「このままではおまえは忌み嫌った猫になってしまうぞ。」

お犬 「わたしがそなたを救ってやろう。」

猫娘、うつろな瞳でお犬を見上げる。 その背後に現れる鬼道丸。

鬼道丸 「お犬ちゃん、これはどういうこと・・・あちきたちを裏切ったの。」

お犬 「とんでもございません。救って差し上げるのです。」

鬼道丸 「嘘だ!!」

お犬 「鬼道丸さま。すこし早かったかもしれませんわね。」

鬼道丸 「早い?」

お犬 「ものには潮時というものがあるのですが、これもひとつの潮時かもしれませんわね。」

鬼道丸の後ろから河童と姑獲鳥が・・・・

こうして『第58回 魔界~貪欲Greed~』は終了しました

次回の公演は2019年5月17日(金曜日) チケット絶賛販売中です

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