

うぶめ
姑獲鳥
魔界衆の妖怪。
「夜行遊女」「天帝少女」「乳母鳥」「鬼鳥」とも言う
鬼神の一種であって、よく人間の生命を奪うとある。
夜間に飛行して幼児を害する怪鳥で、鳴く声は幼児のよう。中国の荊州に多く棲息し、毛を着ると鳥に変身し、毛を脱ぐと女性の姿になるという。
他人の子供を奪って自分の子とする習性があり、子供や夜干しされた子供の着物を発見すると血で印をつける。付けられた子供はたちまち魂を奪われ、ひきつけの一種である無辜疳(むこかん)という病気になるという。
魔界衆の中でも戦闘能力は低くおとなしい。
しかし、鬼道丸や仲間に対する想いは強く、仲間の危機には身体をはって立ち向かう。
魔界の民(観客)を守るスペシャリストでもある。
初登場は「第3回 魔界繚乱」